まずは、近場からせめてみよう。秋晴れの天気でしたので、栃木県足尾町まで走ってきました。まだ紅葉には早いが、R122号線は日光方面に向かう車やバイカーで賑わっていた。
 1人で出かけるのはあまり好きではないが、バイクに慣れる目的で、やさしいコースを選ぶことにした。来年は本格的にツーリングを楽しむために、また、仲間に迷惑かけないよう自主練習である。
 これから、本番を迎える紅葉シーズン足尾町観光名所がたくさんあります。足尾銅山・銀山平・わたらせ渓谷鉄道、バイクから降りて渓谷電車に乗り車窓からの紅葉狩り、その後、一風呂・一杯!。これもすばらしいかな〜。 (2005/10/1)
 足尾町の歴史は、足尾銅山の歴史そのものです。1610年(慶長15年)に銅山が発見されて以来、銅山は幕府の管轄下におかれ、多くの労働者が採掘と製錬を行い、江戸の中期には足尾千軒と呼ばれるほどの繁栄を示しました。
   その後一時の衰退をみますが、1877年(明治10年)、古河市兵衛の経営となり、先進的な技術と設備の導入により、生産が急速に伸び、1890年代(明治20年代)には日本産銅の40%を産出する日本一の銅山となります。その後も次々と鉱脈が発見され、大正以降も発展は続き、当時の人口は宇都宮市に次ぐ38428人(1916年大正5年)で県下第2位。
 しかし長い繁栄を続けた足尾銅山も産銅量の減少と時代の流れの中で1973年(昭和48年)2月28日、その長い歴史に終止符をうちました。 (足尾町資料)
 銅親水公園は足尾町北部の足尾ダムの下に作られた公園で、園内には地域のシンボルとして架設された、県内初の人道用斜張橋「銅(あかがね)橋」や、銅山の歴史を紹介するとともに、自然の大切さと環境問題を学べる施設、「足尾環境学習センター」があり『見て・休んで・学べる』という総合的な学習施設です。